NDI SpeedHQ vs JPEG XS:AWSが実施したビデオコーデック品質ベンチマークの全貌
放送・メディア業界の現場コーデック選択に何を示すか
導入・背景 映像制作における「中間コーデック」の重要性 ブロードキャストや映像制作の現場では、最終納品用の圧縮コーデック(H.264やH.265)とは別に、編集・伝送・スタジオ内ルーティングを担う「低遅延・高品質な中間コーデック」の選択が品質と運用コストを大きく左右する。 近年クラウドベースの映像制作ワークフローが普及するにつれ、このコーデック選択はオンプレミスだけでなく、AWSのような클라우드インフラ上でも問われるようになってきた。 なぜ今このタイミングか NDI(Network Device Interface)はNewTek(現Vizrt)が開発したIP映像伝送規格で、そのコーデックであるSpeedHQは低ビットレートでの高品質伝送を特長とする。一方、JPEG XSはISO標準の超低遅延・可逆に近い圧縮コーデックで、放送機器メーカーや映像クラウドサービスへの採用が急速に進んでいる。 両コーデックはユースケースが重なる部分も多く、どちらを採用すべきかという問いは現場エンジニアにとって切実だ。AWSがこのベンチマークを公開した背景には、クラウド映像制作サービス(AWS Elemental等)の利用拡大と、顧客の意思決定を支援する目的があると考えられる。 評価の前提 ベンチマークでは映像品質の客観指標(PSNRやSSIMなど)を用いて、同一素材を異なるビットレートで圧縮した際の品質
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