BigQueryの列レベルセキュリティをIAMデータガバナンスタグで強化する
グローバルスコープ・階層管理・DR対応を一挙に実現する新アプローチ
BigQueryの列セキュリティ、なぜ今アップグレードが必要か データ活用が企業の競争力の源泉となる一方、個人情報・機密情報を含むカラムへの不正アクセスリスクは年々高まっています。BigQueryはこれまでも列レベルセキュリティ(Column-level Security)の仕組みを提供してきましたが、従来のポリシータグ(Policy Tags)は組織規模の拡大とともに管理コストが増大しやすいという課題がありました。 従来の課題 従来のポリシータグはリージョン単位で定義されるため、マルチリージョン構成のデータ基盤では同じタグを何度も定義し直す必要がありました。また、タグの階層管理やディザスタリカバリ(DR)との連携も複雑でした。 IAMデータガバナンスタグの登場 Google CloudはBigQueryにおいて、IAMデータガバナンスタグを活用した列レベルセキュリティの新たな実装方法を提供しています。このアプローチはCloud Resource Manager(CRM)の「タグ」機能をベースとしており、組織全体でグローバルにスコープを定義できる点が大きな特徴です。 なぜ今このタイミングか データガバナンス規制の強化(GDPRやPIPAなど)とクラウドネイティブなデータ基盤の普及が重なり、企業はより柔軟かつ一元的なアクセス制御を求めています。IAMとの統合によりポリシー管理を既存の
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